美味しい自家焙煎珈琲の淹れ方ですが、普通のコーヒーの入れ方と同じですよね。
ただ、自家焙煎珈琲のお店で購入された豆は、そのお店の方ができるだけ新鮮なままお届けしようと頑張っているので、豆自体の鮮度が違うと思います。新鮮なのです。
この記事の目次
豆が新鮮であれば、コーヒーは美味しい
私の知り合いの自家焙煎コーヒーのお店のマスターは、豆を販売してくれないんですね。
コーヒーは店舗で出されているんで、その子コーヒーを自宅で飲みたいなと思うんですけど、コーヒー豆を売ってくれないんです。
なぜかというと、マスターのポリシーとして、まだ販売できる豆ではないかららしいんです。
お客の側から見たら、十分美味しいコーヒーなので、売ってくれても飲用案ですけどね。
マスターの言う販売できる豆とは、「誰が淹れても美味しいコーヒーが淹れられる豆」だそうです。
彼が言うには、美味しいコーヒーは、焙煎までで決まっているそうです、
淹れ方は、たいして影響しないようなんですね。
それでも美味しいコーヒーを淹れるには
元から美味しいコーヒー豆を使えば、美味しいコーヒーをができるというのはわかります。
でもさらに美味しく入れるにはどうしたらいいのでしょうか?
ポイントは2つ。
・コーヒー豆の量
・蒸らし
この2つだと思います
コーヒー豆の量
コーヒー豆の量は、1杯分がだいたい12g程度が良いようです。
一度に5人分入れるには、12g×5人=60gよりも少なめでいいと思います。
もちろん好みのコーヒーの濃さにもよるので、そこは1杯分がだいたい12gを基準として、加減してください。
ドリップ方法の違い
ドリップ方法は大きくは、サイフォン方式、濾過方式、プレス方式にわかれるようですね
それぞれに特徴があるので、好みの方式で淹れられるといいと思います。
フレンチプレス
初めての方だと、シンプルなフレンチプレス式が、いいと思います。
ただ、コーヒー豆の味がストレートに伝わるので、豆の特質を良く知られて、どういう味なのかなど少し予備知識があると、より楽しめると思います。
そういう意味では、女性よりも男性の理論的に考える人には向いているかもしれません。
ドリッパー
濾し器を通してコーヒー豆を淹れる方法、
濾すフィルターが紙製であったり、ネル生地だったり、金属フィルターだったりします。
ペーパーフィルターやネル生地を使ったドリップは、豆のオイル分なども取り除かれるので、比較的まろやかな仕上がりとなります。なので女性向きかもしれません。
ドリップ式で、フレンチプレスのようなコーヒーオイルを楽しみたい方には、金属製のフィルターを使われるといいですね。再利用可能で、とてもエコなので、個人的にはお勧めしたいところです。
お店では、ネル生地でのドリップが主流ですが、家庭ではペーパーフィルターでも十分美味しいコーヒーとなります。もちろんネル生地を使われてもいいと思います。
サイフォン
サイフォン式は、派手なパフォーマンスができるので、これも店舗向きですね。
圧をかけた抽出がポイントで、コーヒーの細かい成分も抽出してくれるので、微細な味を楽しみたい方にはいいと思います。
蒸らし
蒸らし時間は大切です。
最初にまんべんなく挽いたコーヒー豆にお湯をかけて全体を蒸らします。蒸らし時間は30秒程度。その後、少しずつお湯を回しかけてゆきます。
蒸らした後の、お湯の注ぎ方にも、それぞれの流儀があるようです。
膨らんできたら、お湯を注ぐのを待って、コーヒが落ちきる前に再度注ぐ人もいれば、連続して注ぎ続ける人もいます。私の知り合いは、蒸らした後には一気にお湯を注ぐ人もいましたが、それでも美味しいコーヒーができるんですよ。
結局、豆が新鮮であれば、コーヒーは美味しい
極論ですが、コーヒー豆が美味しければ、どのような方法でどのようにい淹れても美味しいコーヒーが味わえるのではないかと思います。
豆の特性や、淹れる方式による味の違い、豆の量や挽き方など、細かいことを考えればきりがありませんので、それはそれで、コーヒーの通は楽しみなのだと思います。
しかし、普通の人がどのように淹れても美味しいコーヒーというのが究極のコーヒー豆なのかもしれません。
自家焙煎珈琲を取り扱っているコーヒー豆屋さんは、それぞれに「珈琲道」を追及されている人が多いので、どこで購入されても美味しいコーヒーが淹れられると思いますよ。